• 鋏は見た目が同じなのに、価格が違うのはなぜ？
• いろんな形の鋏がありますが？
• どのくらいの太さの枝が切れますか？
• ガーデニングに使える鋏は？
• 木の枝や花の茎の切り方は？
• 鋏の修理や部品の交換はできますか？
• 切れ味がおちてきましたが、どうすればよいですか？
• 良く切れそうだけど、危なくはないですか？

鋏は見た目が同じなのに、価格が違うのはなぜ？

　一言で済ませれば、「使われている鋼が違います。」となります。優れた鋼の価格は、一般的に使用されるものよりも、何倍も高くなります。また、熱処理など、非常に高度な技術が必要となります。

いろんな形の鋏がありますが？

　鋏も道具のひとつですので、その使用目的によりいろいろな種類があります。
　たとえば果物栽培用に造られたものや、理容師さんが使うもの、はては医療用に造られたものなどさまざまです。
　その多くは昔から基本的な鋏の形は変わっておりません。私どもは木や花を切る鋏（木鋏）を中心に取り扱っております。

どのくらいの太さの枝が切れますか？

　最近のパッケージには切断能力を表示している商品が多いです。その能力の範囲で使用してください。それ以上の枝などを切られた場合、刃が損傷する恐れがあります。
　刃物は使用目的に合った名前を付けています。
　例えば、芽切鋏などは柔らかい新芽を切るため刃先を細くし、刃を薄く、鋏の重量を軽く造ってあります。これで小枝などを切っていきますと、鋏の刃と刃が噛み合ってしまいます。無理なご使用はお止めくださいますようお願いいたします。

ガーデニングに使える鋏は？

　「いろんな形の鋏がありますが」でもお答えしましたとおり、鋏は道具ですので、使用する目的によって、どの鋏を使えばよいかが変わります。
　一般的なプランター栽培が中心であれば、細かい作業ができる、刃先の細い芽切鋏や、小枝も切れる木鋏があれば良いかと思います。
　また、当社取扱い商品の中で、「切れるよろこび」シリーズの、芽切＆園芸鋏は、細かい作業もでき、ある程度の枝物も切れる両方の目的にかなった鋏です。

木の枝や花の茎の切り方は？

　枝や茎を切る場合、茎に対して直角に切るのではなく、斜めに切ってください。そうすれば楽に切れるばかりでなく、切花の場合、切り口の面積が広くなるため、水の吸い上げ良くなり花が長持ちします。

鋏の修理や部品の交換はできますか？

　バネやネジなど部品の交換だけであれば、さほど問題はないのですが、刃の欠けや、柄の交換など、現物を見てみないと判断できない事が多いです。お買い求めの店舗にご相談をされ、修理費用の見積をとられる事をお勧めします。

切れ味がおちてきましたが、どうすればよいですか？

　商品の研ぎ方の説明をよく読まれ、研ぎなおしをしてください。油砥石などを使用されれば良いかと思います。
（刃の磨耗の状況によって砥石をお選びください。）

良く切れそうだけど、危なくはないですか？

　刃物ですので誤った使い方をされれば危険であることは間違いありません。くれぐれも正しい使い方でのご使用をお願いします。また、切れない刃物をお使いになりますと無理な力がかかり危険ですので、刃研ぎをして、良く切れる状態でお使いください。